ナンバープレートのフレームって違法?合法?封印ってなに?

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2021年4月からナンバープレートの表示に関する法律が変わります。

この新基準には、ナンバープレートのフレームに関する基準も明記されており、幅等の制限があります。

キャラクターもののフレームなどは違法になるのでしょうか?

今回は、その辺を分かりやすく紹介していきます。

そもそもフレームって合法?違法?

新車購入の時など、ディーラーのオプションで選べるという時点でナンバープレートフレームが合法ということはなんとなくイメージできます。

しかし、アニメのキャラクター等がデカデカとくっ付いているフレームは違法じゃないのでしょうか?

どこまでが合法でどこからが違法なのでしょうか?

それを紹介するために、少しだけナンバープレートに関する法律の歴史について触れていきます。

ナンバープレートの表示義務の基準は曖昧だった

2016年3月31日まで、ナンバープレートの表示義務の基準はとても曖昧なものでした。

どこにどのように付けて、カバーやフレームはどの程度までOKなのかが不明確だったのです。

道路運送車両法という法律には、

『ナンバープレートは見やすいように表示しなければならない』

と明記してあり、その人次第でどうにでも解釈できてしまうような代物でした。

2016年4月1日から基準が明確化

前述したとおり、ナンバープレートの表示義務の基準が曖昧だった頃は、90度回転させて縦向きに付けていたり、

黒いスモークがかかったようなカバーで覆われており、とても見えづらいナンバープレートをよく見かけていました。

それはやはり、法律にしっかりとした基準がないため、現場の警察官が根拠を持った積極的な取り締まりができなかったことに起因します。

そこで、2016年4月1日から法律が変わり、ナンバープレートの表示義務の基準が明確化されました。

国土交通省のホームページにとても分かりやすいイラストで説明があるので、参考までに載せておきます。

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2021年からさらに細かく明確化される

2016年から、やっと基準が明確化されることとなったナンバープレートですが、

2021年4月からは、位置や角度の許容範囲が数値化され、より細かく明確な基準が適用されます。

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ナンバープレートの「フレーム」に関しては、上部の幅が10mm以下だとか、18.5mm以下だとか細かく決められていますが、

現場の警察官が1mm単位でナンバープレートフレームの取り締まりを行うようなことはさすがにないと思われます。

また、「法律は遡って適用されない」ので、2021年3月31日までに登録された車には、この新基準は適用されません。

よって、きちんと文字や数字が見えている製品であれば、そこまで急いで買い換える必要もないと考えます。

※ただし、文字や数字が少しでも隠れてしまうようなフレームは、今の時点でもちろんアウトです。取り締まりの対象となります。

キャラクターものも商品によっては合法

比較的デザインが大きくなりがちなキャラクターもののフレームでも商品次第では合法になります。

前述したとおり、新基準には上部・左右・下部それぞれに幅の制限があります。

キャラクターもののフレームは比較的装飾が大きいものが多く、一見その制限を軽々と超えてしまいそうですが、「ナンバープレートの各外側辺縁から内側方向に一定の距離以下」という基準さえ満たしておけば合法となります。

簡単に言うと『フレーム幅の制限は、ナンバープレートの縁から内側への距離であって、縁より外側への制限はない』ということです。

つまり、文字や数字がハッキリと見えていれば、いくら大きな装飾が施されていようと、それがナンバーの縁よりも外側にあれば合法となります。

実際に測ってみないことにはわかりませんが、こんな大きな装飾が施されたものでも、合法となる可能性は高いです。

ナンバープレートカバーは全て違法!

最近はあまり見かけることもなくなりましたが、ナンバープレートの全面を覆う“カバー”は全て違法です。

たとえ無色透明の商品でも違法ですので、装着した状態で公道を走行してはいけません。

フレームは付けた方がかっこよく、しかも安全!

なぜナンバープレートフレームを付けるのか?

この理由としては、「やっぱり付けないよりも付けていた方が、ナンバー周りが引き締まって見えて断然かっこいいから」というのが一番だと思います。

また、ナンバープレートの縁は意外と切れ味が鋭く、指を切ってしまったという事故も少なくありませんが、それもフレームを装着することで防止することができます。

小さなお子さんがいる家庭では、そういった意味でもナンバープレートフレームの装着を強くオススメします。

普通車の後部ナンバーには“封印”がされている

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普通車の後部のナンバープレートには、“封印”というアルミ製のキャップが取り付けられています。

・陸運局でナンバーを取得した証

・ナンバーや車両の盗難防止

封印には、上のような役割があり「やむを得ない場合を除き取り外してはならない」と道路運送車両法で定められています。

そのため、一度ナンバープレートを外さなければ取り付けることができないフレームを装着するためには、面倒ですが陸運局まで出向く必要があります。

取り外すことも取り付けることも法令違反となり、罰則を受ける可能性があるので気をつけて下さい。

ちなみに封印があるのは普通車のみで、軽自動車にはありません。

DIYなら後付け可能なフレームがおすすめ

前述した理由で、購入時のオプションでフレーム装着を逃したら、あとで付けたくなった時に陸運局まで足を運ぶ等の手間が掛かってしまいます。

そんな時は、封印を外さなくても取り付けられる「後付け可能な商品」が非常に便利です。

素人でも10分程度では作業完了するので、車のちょっとしたドレスアップにはオススメです。

まとめ

2021年3月31日までに登録された車には、この新基準に適合しなくても罰則等はありません。

しかし、罰則がないからといって基準に適合しないものを使い続けるというのはいかがなものでしょうか。

できれば、法令を遵守するモラルのあるドライバーでありたいところです。

これからナンバーフレームの購入を検討している人には、ぜひ新基準に適合する商品を購入して頂きたいと思います。

 

以上、『ナンバープレートのフレームって違法?合法?封印ってなに?』・・・でした。