差し歯はホワイトニングできない!?白さを取り戻す3つの方法

f:id:otokonobiyo:20180613204214p:plain
差し歯とその周りの歯の色のギャップに悩む人は多いです。

しかし、人工歯である差し歯は通常のホワイトニングでは効果がないということを知っていますか?

今回はその解決法や料金、変色しにくい素材についても解説していこうと思います。

 

 

そもそもなぜ差し歯は変色してしまうのか

差し歯の素材には、主に『レジン』と『セラミック』の2種類があります。

保険が適用されるのはレジンのほうで、これはプラスチックと同じ素材でできています。

一方、セラミックは保険が適用されないのでレジンに比べかなり高額になってきます。

そのため、レジンの差し歯を選択している人の方が多いのが現状ですが、レジンを選んだ人はきちんとその特性を理解して、納得して選んでいるのでしょうか。

実際は、「値段だけで決めちゃった」という人が多いでしょう。その証拠に、差し歯の色に悩む人の多くがレジンの差し歯を入れているのが現実です。

レジンは入れたばかりの時はきれいですが、劣化が早く3年ぐらいで黄ばんでしまいます。

月日が経つにつれて汚れが付いてしまうのは天然歯も同じですが、差し歯は表面だけでなく徐々に内部にも汚れが浸透してしまうのです。

そして、最終的には「あっ、あの人差し歯やな」と一目でわかるほど変色してしまいます。

差し歯は天然歯と同じように、食べ物による着色、コーヒーや赤ワインなどの色の付いた飲み物による着色やタバコによる着色で黄色く変色してしまいます。

しかし、天然歯は唾液の成分によりある程度着色を防いでくれるので、同じものを飲食していても汚れが付きやすい差し歯だけが黄色くなっていってしまうんです。

また、飲食や喫煙による着色以外にも、レジンの性質で素材自体が黄色くなっていってしまうんです。差し歯が変色することはしょうがないんです。

どんなに気を付けても差し歯は黄色くなってしまうんです。

差し歯はホワイトニングできない

残念ながら、現在の技術では「オフィスホワイトニング」や「ホームホワイトニング」などの一般的なホワイトニングで人工の歯を白くすることはできません。

差し歯の変色の原因は、主に歯の内側で起こっているため歯の外側を白くする一般的なホワイトニングでは効果がないのです。

差し歯をホワイトニングする方法はある

ついさっき「差し歯はホワイトニングできない」と言ったところですが、それはあくまでも一般的なホワイトニングの場合の話です。

実は、差し歯に対応しているホワイトニング法が二つだけあるんです。

それが、「ウォーキングブリーチ」と「インターナルオフィスブリーチ」というホワイトニング法です。

どちらも「オフィスホワイトニング」や「ホームホワイトニング」といった一般的なホワイトニングとは少し異なるため解説していきます。

ウォーキングブリーチ

歯の裏に穴を開け、そこにホワイトニング剤を注入して蓋をすることで、歯を内部から白くする方法です。

約一週間毎に薬剤を交換し、それを数回繰り返し施術完了となります。

保険適用外のため、料金は医院によってまちまちなので事前に確認するのが無難でしょう。だいたいの相場は一回あたり1,000~5,000円程度です。

ホワイトニング剤を歯に長時間閉じ込めておくことで、高い効果を得られるというメリットがある反面、『ガスが発生し痛みやヒビが入り易くなる』ということが稀に起こるデメリットもあります。

インターナルオフィスブリーチ

歯の裏に穴を開け、薬剤を注入し、そこにライトやレーザーを当て歯を白くする方法です。

「ウォーキングブリーチ」との最大の違いは、歯の中に薬剤を入れたまま帰宅するのではなく、帰宅時には取り除くという点です。

こちらも保険適用外のため、値段は医院によってまちまちなので事前に確認することをオススメします。だいたいの相場は一回あたり1,000~5,000円程度です。

一回の効果は「ウォーキングブリーチ」に及びませんが、医院内で施術が終了するためガスの発生がないなどの安心感があります。また、色味の調整もし易いです。

差し歯を入れ替える

これは上の2つの“ホワイトニング”とは違います。

そもそも差し歯ごと交換し周りの色と合わせるというかなり効果的な方法です。

そして、どうせ入れ替えるのならば、歯にこだわるあなたならば、『セラミック製の差し歯』を入れる事を強くオススメします。

仕上がりも着色の心配も保険適用の『プラスチック製の差し歯』とは比べ物にならない程モノが良いです。

ネックは保険適用外なので、1本100,000円前後と値段が高額になることです。

しかし、長い目で見れば、黄ばんだ差し歯にクリーニング等の小手先のケアを頻繁に行うよりもコスパが良いし着色等のストレスも少ないので、僕は『セラミック』を強くオススメします。

番外編

ここから紹介する方法は、差し歯の黄ばみや変色を根本的に解決するものではなく、あくまでも応急処置と理解してもらいたいと思います。

基本的には、お金と時間に余裕があるなら迷わず上記の3つの方法の中から選択すべきです。

歯のマニキュア

爪に塗るマニキュアと同じように、歯の表面に塗るだけで歯を白くする方法です。

市販品もあり手軽に施術できるのが売りですが、天然歯のような透明感を再現することはなかなか難しいです。また、ムラができやすくコツを掴むには慣れが必要です。

持続時間は1日程度と短く、あくまでも応急処置として割り切って使用してください。

ホワイトコート

光で固まる白いプラスチック材を歯の表面にコーティングすることで、歯を白く見せる方法です。

「歯のマニキュア」と似ていますが、これは歯科医院で施術し料金も持続時間も大きく異なります。わかりやすく言うと『歯のマニキュア』の上位互換といったところでしょうか。

天然歯のような自然な歯を選ぶことも可能で、一回の通院で白い歯を手に入れることができる。持続時間は長くても3ヶ月程、料金は上下で30,000円前後と少々お高い。

したがって、時間があるならば断然『ホワイトニング』の方をオススメします。

クリーニング

表面に着いたステイン(着色)は歯科医院でクリーニングしてもらうことで、差し歯を元の白さに戻すことができます。

しかし、『プラスチック製』の素材自体の変色には効果がありません。『セラミック製』の差し歯であれば、素材が変色しにくいのでクリーニングだけで白い歯を保つことができますよ。

まとめ

差し歯を白くするための手段はいくつかありますが、根本的な解決になるのは、その中でも3種類だけだと考えておいて間違いありません。

時間とお金に余裕があるのであれば、「ウォーキングブリーチ」「インターナルオフィスブリーチ」「差し歯の交換」のいずれかを選ぶことをオススメします。

どうしても時間がない人は、番外編で紹介したいずれかの応急処置でやり過ごしましょう。